「アオイシロ」について。（ネタバレ注意！）
入手の際、多少の迷いはあったものの、
そっち系で第二弾を入手したのは初めてな気がします。まぁいいか。
ここで気になったのは、やはり散々な目に遭っている挙げ句に報われていないっぽい、
「ヤスヒメサマ」。……あれで良かったのだろうか……
設定的に、既に捏造が難しい気がしますし、
少なくとも、今の自分には上手い流れが書けそうにありません。
うーむ。
人物的に気に入ったのはコハク。
飄々としている割に、重いものを背負っている所が。
なお、「クロウサマ」＝歴史上の「九郎」である事に気付いたのは、
全員のトゥルーエンドを見た後でした。遅い。
いや「クロウサマ」で一つの名詞だと思っていたのと、外見的にイメージが繋がらなかった様で……
最初から気にしていた割には、コハクルートをクリア出来たのは一番最後でしたし。
そう言えば、アポクリの時も
「俺と……同じ顔？」とアレクに言われた際、
「は？ 誰が、誰と同じ顔だって？」 と本気で呟きました。
後でアレクとセレスを自分で描いてみて、
「お？ 確かに顔が同じ造りだ……」と。
今回もコハク描きに挑戦してみて、
「お？（ぽん） 牛若丸だ……」と。遅い。
エンディングの格好は怪しかったですが……。
最後に伝言がきちんと伝わったのかが気になる所です。
ルートの流れ的に気に入ったのは、汀（みぎわ）。この名前、最初読めませんでした。
最初は主人公のスタンスと同じく、ちょっと苦手なタイプかもと思っていたのですが。
主人公が頑張って、同じ舞台に上がってライバルとなって行く流れは、心情的に結構良かった。
「オサのヘタレ！」とか、「この、汀の薄ら馬鹿！」とか言い合いながら、相手の為に走る所が面白い。
「友達だからじゃなくって？」とカヤに言われて、反論はしない汀とか。
エンディングの流れも含めて、割とすんなり読めたルートでした。個人的に。
いや、そっち系のサービスはしなくていーから。うん。
蛇足ですが、コハクルートで、汀に勝てたのが新鮮でした。
当初は百子や副部長もルートがあるのかと思ってましたが……違った様で。
個人的には、メインヒロイン（ヒーロー？）はナミでは無く、
主人公との関わり的に、夏夜（カヤ）ではないかと思うのですが。
他の人物のルートの時も、
「主人公が身元を明かせば全て解決！ 見てないで飛び出して名乗れ！」と、
身も蓋も無い事を考えては、じりじりしておりました。
後、一作目を知っている身としては、葵の知人（サクヤ）が出て来たのが懐かしかった。
しかし、一作目が戦えない主人公で、二作目がある程度戦える主人公と言うのは……
個人的に「水の旋律」を思い出しました。こちらはジャンル乙女ですが。
そう言えば、「百合」と言うジャンルは……どっちの性別をターゲットにしているのだろうか……
いや……知らない方がいいのだろうか？
個人的には絆や余韻的に、シナリオにもう一ひねり欲しい所や、
多少辻褄が合っていない部分等もありましたが……まぁ、それなりでした。
「幻想水滸伝」の方では、語るとエライ事になりそうなので自粛しておりますのですが……
実は……〝語る〟のは結構楽しい……？
ふーむ。